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【参考コンテンツ】
「ドン・キホーテの『論争』」を中心にドン・キホーテの「論争」関連の文章だけを時系列に並べ換えただけの一覧表〈安楽椅子リサーチ版〉

はじめに

初出にはほとんどあたっていません! うかつにデータを信用しないでください。

《 》内のタイトルは制作者が便宜的に付けたものです。正式なものではありません。
「安楽椅子リサーチ」とは、手元にある資料とウェブでしか調べていない、つまり、ろくに調べていないということです。
増殖メモ」を見ていない人は一度、目を通しておいてください。
芥川賞・直木賞は通常対象作品の発表年次を受賞年にしますが、ここでは表の性格上、選考結果の発表時(1月と7月)に置き換えています(通常とは1回分ずれているようにみえるかもしれません)。

情報をより正確なものにして、ウェブで公開していただけるならば、このページの情報を自由に再利用してもらって構いません(そのために作ったわけですし)。
再利用は「純文学論争」関連に限定しません。
再利用をした場合、できればこのサイト(hack@literature)にリンクを張ってください。

このページにリンクをする場合はここが「参考コンテンツ」でうかつに信用できないシロモノだと分かるようにしてください。

「より正確なもの」には出来るが、HTML がわからないという人や管理するのはイヤという人はとりあえず情報下さい。なんとかします。

【参考サイト】

日付 初出誌 『ドン・キホーテの「論争」』
収録ページ言及ページ他リンク
タイトル《括弧は「はじめに」を参照》 著者
十数年前 (p.41,112)
《大岡大江対談》 大岡昇平、大江健三郎

1991年

第104回芥川賞:小川洋子 「妊娠カレンダー」/直木賞:古川薫「漂泊者のアリア」

2月10日 中日新聞 (p.288)
《変な記事》 大塚英志

第105回芥川賞:荻野アンナ「背負い水」、辺見庸「自動起床装置」/直木賞:芦原すなお「青春デンデケデケデケ」、宮城谷昌光「夏姫春秋」

1992年

第106回芥川賞:松村栄子「至高聖所(アバトーン)」/直木賞:高橋義美「狼奉行」、高橋克彦「緋い記憶」

第107回芥川賞:藤原智美「運転士」/直木賞:伊集院静「受け月」

1993年

第108回芥川賞:多和田葉子「犬婿入り」/直木賞:出久根達郎「佃島ふたり書房」

2月 海燕2月号 (pp.43-45)
そして『純文学』は消滅した 笠井潔

第109回芥川賞:吉目木晴彦「寂寥郊野」/直木賞:北原亞以子「恋忘れ草」、高村薫「マークスの山」

12月 群像12月号 (pp.41-42)
『二項対立』を超えて 笠井潔・清水良典・川村湊

1994年

第110回芥川賞:奥泉光「石の来歴」/直木賞:大沢在昌「新宿鮫 無間人形」、佐藤雅美「恵比寿屋喜兵衛手控え」

第111回芥川賞:笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」、室井光広「おどるでく」/直木賞:海老沢泰久「帰郷」、中村彰彦「二つの山河」

10月5日 朝日新聞夕刊「揺らぐ文学」 資料3(pp.314-316)
人間不在/小説から消えゆく社会・個人/記号化・断片化が進み難解に ?
10月29日 産経新聞 全文(pp.56-57)
スカスカ論争 笙野頼子
10月31日 朝日新聞夕刊「揺らぐ文学」 資料4(pp.316-318)
難解な世代/小説の「通俗化」に抗して/知的に従来の枠を壊す試み ?

1995年

第112回芥川賞:受賞なし/直木賞:受賞なし

1月 現代1月号 部分(pp.54-55)
物書きの口について 高村薫
1月13日 読売新聞 (p.53)
育たない大物新人 U
3月 新刊展望3月号 部分(p.50)
言葉が言葉を生み出して… 笙野頼子(?)

第113回芥川賞:保坂和志「この人の閾」/直木賞:赤瀬川隼「白球残映」

7月5日 言葉の冒険、脳内の戦い 笙野頼子
7月21日 読売新聞 (p.53)
大震災・サリン経験後の文学/「身近な日常」への回帰 U
8月19日 週刊現代26号 全文(pp.51-54)
なぜ新聞は文学作品に半年ごとの勝敗をつけるのか 笙野頼子
10月1日 日本経済新聞 全文(pp.183-187)
黄色い戦争 笙野頼子
11月14日 読売新聞 (pp.288-289)
《長野まゆみ氏が別名でマンガを書いている(違う!)》
→11月27日に新聞側の訂正
大塚英志
12月 太陽12月号 全文(pp.163-167)
珍しくもないっ 8 笙野頼子

1996年

第114回芥川賞:又吉栄喜「豚の報い」/直木賞:小池真理子「恋」、藤原伊織「テロリストのパラソル」

2月 太陽2月号 全文(pp.173-177)
珍しくもないっ 10 笙野頼子
3月15日 日本近代文学館ニュース 全文(pp.188-190)
忘れていた 笙野頼子

第115回芥川賞:川上弘美「蛇を踏む」/直木賞:乃南アサ「凍える牙」

12月14日 朝日新聞 全文(pp.191-193)
記憶に残るコミック――それこそ、「二項対立を越えて」 笙野頼子

1997年

第116回芥川賞:辻仁成「海峡の光」、柳美里「家族シネマ」/直木賞:坂東眞砂子「山妣」

第117回芥川賞:目取真俊「水滴」/直木賞:浅田次郎「鉄道員」、篠田節子「女たちのジハード」

1998年

第118回芥川賞:受賞なし/直木賞:受賞なし

3月 文藝春秋3月号 (pp.61-64,67-68,76-77,87)
《抱腹座談会》 浅田次郎、出久根達郎、林真理子
4月16日 読売新聞夕刊「文芸ノート」'98春<上> 資料1(pp.310-312)
純文学 遠ざかる期待/閉塞状況が表現の危機招く U

第119回芥川賞:花村萬月「ゲルマニウムの夜」、藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」/直木賞:車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」

7月 群像7月号 全文(pp.61-64)
三重県人が怒る時 笙野頼子
7月7日 毎日新聞夕刊 全文(pp.65-68)
ほらまた始まった馬鹿が純文学は駄目だってさ 笙野頼子
7月22日 読売新聞夕刊「文芸ノート」'98夏<上> 資料2(pp.312-314)
再びジャンル交錯の芥川・直木賞/作家たちに活性化期待 U
8月12日 毎日アミューズ 全文(pp.72-74)
魂の向くまま幻想を紡ぐ 笙野頼子
10月 文學界10月号 全文(pp.87-90)
サルにも判るか芥川賞 笙野頼子
10月 本の旅人 全文(pp.93-96)
大きな本屋の片隅で 笙野頼子
11月3日 読売新聞 (p.110)
《仰天「良心的」コメント》
11月15日 居場所もなかった文庫版あとがき 全文(pp.75-83) 加筆前のものへリンク
これは小説ですか――はい、純文学実験小説です。 笙野頼子
12月 東京人 全文(pp.69-71)
文士の森からいちいち言う 笙野頼子
12月21日 毎日新聞夕刊 全文(pp.99-102)
文士の森を守るために 笙野頼子

1999年

第120回芥川賞:平野啓一郎「日蝕」/直木賞:宮部みゆき「理由」

1月 オール讀物1月号 (p.114,p.120)
《スーパークールな挨拶》 山田詠美
1月 文學界1月号 (pp.114-117)
《新年アンケート》 社会思想史さん(山田さん?)、民俗学さん?
1月 共同通信 部分(p.8)
《配信記事コメント》 笙野頼子(?)
1月28日 週刊文春1月28日号 (pp.110-111)
《開き直りエッセイ》
2月 文藝春季号 (p.110)
魂は自分で守らなければいけない《インタビュー》 笙野頼子(インタビューア石川忠司)
2月 論座2月号 (p.42)
清水良典
2月 文學界2月号 (pp.117-118)
《エッセイ》 詩人
3月 一冊の本3月号 部分(p.60)
ジャズ・書く・生きる《対談》 辻章、笙野頼子
3月 諸君!3月号 (p.111)
《対談》
3月4日? 女性セブン (p.110)
笙野頼子
4月 文學界4月号 全文(pp.104-120)
謹告・論争終結 笙野頼子
4月 文學界4月号 (p.285,295)
見張り塔から見張られて 柳美里
5月 群像5月号 部分(p.98,276)
そして純文学は復活するか 笙野頼子、赤坂真理

第121回芥川賞:受賞なし/直木賞:桐野夏生「柔らかな頬」、佐藤賢一「王妃の離婚」

7月 本の話7月号 (p.296)
新聞メディアから見た大宅賞とノンフィクション《座談会》 U
8月 新潮8月号 (p.295)
《抑圧?》 福田和也
10月 群像10月号 (p.46)
批評季評 すが秀実
10月 本の話10月号 (p.306)
《書評》 読売新聞文化部記者
10月 喧嘩の火だね「見張り塔から、ずっと」を改題 (p.39,pp.62-63,295)参考?
福田和也
11月27日 ドン・キホーテの「論争」 
書き下ろされたもの
はじめに――純文学作家はなぜ怒ったのかpp.9-48
「予兆・背景――純文学叩きは十年前からあった」の前文pp.127-128
「新聞の仕事――『誰も読んでない』、はずはないのだ。」の前文pp.231-233
J文学・純文学――勝手な定義はやめてくれ!pp.277-289
後書き――マスコミ批判に、メディアを与えたのもマスコミであるpp.293-303
もうひとつの後書き――「マスコミイエロー」を実名報道する時pp.304-309
笙野頼子

2000年

第122回芥川賞:玄月「蔭の棲みか」、藤野千夜「夏の約束」/直木賞:なかにし礼「長崎ぶらぶら節」

1月 文學界新年号(pp.308-311)  
ドン・キホーテの御機嫌伺い――石原千秋氏への質問状 笙野頼子
4月12日 i feel春季号 リンク
ドン・キホーテの「論争」その後 笙野頼子
7月 新潮7月号(pp.294-297)  
ドン・キホーテの梅雨お見舞い 笙野頼子

第123回芥川賞:町田康「きれぎれ」、松浦寿輝「花腐し」/直木賞:金城一紀「GO」、船戸与一「虹の谷の五月」

10月 リトルモア秋季号(pp.98-101)  
ドン・キホーテの御礼参上 笙野頼子

2001年

第124回芥川賞:青来有一「聖水」、堀江敏幸「熊の敷石」/直木賞:重松清「ビタミンF」、山本文緒「プラナリア」

7月 新潮7月号(pp.218-219)  
ドン・キホーテの引用三昧 笙野頼子

第125回芥川賞:玄侑宗久「中陰の花」/直木賞:藤田宜永「愛の領分」

2002年

第126回芥川賞:長嶋有「猛スピードで母は」/直木賞:山本一力「あかね空」、唯川恵「肩ごしの恋人」

4月 群像5月号  
ドン・キホーテの侃侃諤諤 笙野頼子
5月 群像6月号 リンク文学フリマ
不良債権としての『文学』 大塚英志
7月 新潮8月号(pp.194-195)  
お出口はそちらですよ、大塚英志先生――ドン・キホーテの打ち上げ祝杯 笙野頼子

第127回芥川賞:吉田修一「パーク・ライフ」/直木賞:乙川優三郎「生きる」


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